ひつじのにっき

mhidakaのにっきです。たまに長文、気が向いたとき更新。

DevFest基調講演

  • ジョセフ・ターナスキ
  • 及川 卓也
  • 石原 直樹

Joseph Ternasky(ジョセフ・ターナスキ)

Google App利用者へ、アプリケーションを販売する手順

及川拓也

Google開発者向けイベントではGoogleへの意見&開発者同士の交流を深めてほしい

GoogleDeveloperDay以降、Googleが提供を開始した技術をマッピングすると
非常にたくさんになる。(と図示)
大変速いリリースなのをお分かりいただけるかと。

Googleはスピード狂だ。

レンダリングや検索速度を重要視しているが、
それ以上にイノベーションを加速させることが使命
さらにWebのイノベーションを加速したい

他社採用例としては
  • mixiのソーシャルアプリケーションがOpenSocialに対応、いろんな形でウェブを良くしていきたい
プラットフォームとしてのウェブ

Webは社会基盤。そのうえで情報の発信と受信をしている。
ブログやRSS等のフィード技術、マッシュアップAjaxなど技術要素がある。
今までは、それぞれ独立した技術だった。

いまやWeb自身が開発者にとってもプラットフォーム(基盤)になりつつある。
ウェブをアプリに組み込むのではなく、ウェブが開発基盤となる。

開発者にとってのWeb
  • ウェブアプリケーション
  • クライアント
ウェブアプリケーション

DevFestのクイズサーバートラフィックの紹介
トラフィックの様子を図示(図ではピークが二つある)

トラフィックのピークは非常に予測が難しい。
今回はGoogleDeveloperDayやコミュニティサイトでの情報対など予測できる要素はあったが、それでも難しい。

ジレンマとして開発/保守コスト VS 拡張性

コストはできるだけ下げたいが、トラフィック増加へ対応できるだけのスケーラビリティが必要
Googleの回答
クラウド:GoogleAppEngineによるPaaS(プラットフォームの提供、Iaas > PaaS > Saas
プラットフォームを提供することで必要な時に必要な分、リソースを追加可能

利用例
  • mixiクリスマスアプリケーション:2週間で100万人以上が利用
  • エコポイント:サービスサイトは複数のプラットフォームを利用。一部のファンクションでGoogleAppEngineを利用
  • 衆議院選挙などでもGoogleモデレータ(GAE)を利用されている


いろいろな分野で採用が進んでいる。
ウェブアプリケーションではGAEを。

クライアントフロントエンド

Web標準に準拠したイノベーション
プロプライエタリなプラットフォーム VS オープンWebプラットフォーム
操作性、表現力において、Webは徐々にローカルアプリケーションに追いついてきた


Demo:表現力 HTML5Canvas機能(布のシミュレーション)
Web記述(HTML5+JavaScriptだけ)で実現可能。


いくつかの用途を組み合わせる。
ビデオの鏡像表示=左側をビデオタグを右側のCanvasマッピングして、ミラー表示するだけ。
標準技術の組み合わせで、さまざまなアプリケーションが可能。

HTML5/CSS3 で Webをもっとパワフルに。

ローカルアプリケーションに匹敵させる。

  • WebFonts:ローカルフォントを使うため、表現力が阻害されていた。CSS3でサーバーからクライアントにFontsを提供できるようになる
  • WebSocket:UnixのSocketと同様のシステムをWebに。


例:メッセージ送受信
今まではずっとGetでコネクションを維持していた。擬似的に。
WebSocketでは任意のタイミングでサーバークライアント間がやり取りできる

オープンWebプラットフォームによるイノベーション
  • Google ChromeOSおよびGoogle Chorome Estension(Extensionの数は3000を超えた)
  • Android

着実にアップデートを繰り返す
49カ国60キャリア、1日当たり6万台が販売
国内販売事例はドコモから。期待している。

石原 直樹

東京会場300名以上の来場者。
GoogleDevEventsは規模により5段階程度に分類される
規模が大きいのは Google I/O、次はGoogleDeveloperDay(今年は日本は秋)。


Google/Developer/Userのエコシステムが重要
同じ目線での作業、技術情報以外の共有
Googleの社内研修を議題にマテリアル(教本)を用意(http://www.goo.gl/QWic)
できたものはデベロッパーコミュニティに還元

GoogleDevfest2010Japanでの共有内容

Share Advanced Tech. Experience

Google Androidでうごくアプリケーションを利用
サーバーはGoogpeAppEngine
会場の来場者管理システムを公開

ShareWorking Experience

ボランティアに支えられて行っている
社員・コミュニティメンバで受け付け。
セッション会場のオペレーションにも社員がボランティア。
手作り感、温かさを感じてほしい

地方の開発者とも共有するため、京都会場:70名、東京セッションの半分を中継

Google DevQuiz

導入のいきさつ
デベロッパーイベント:先着や抽選が本当に一番よいのか。
もっと公平でより熱心な開発者&楽しいもの
期間1週間で高得点 参加2013名、合格411名。最高得点36.6点。東京会場クリア21点

22点取るには、プログラミングの問題に全問正解しないといけない。

クイズには11問目がある。

GoogleDevQuiz 2010 Japanを採点してほしい。
名札のQRコードをスキャンしてアンケートに回答してほしい。
満点は46点。今回のDevFest合格基準であった22点を超えた場合、DevQuizを継続したい

最後に本日のプログラムについて

http://sites.google.com/site/devfest2010japan/programme