デブサミ2012 自分メモ 【16-E-5】デザインの最前線
スライド
【16-E-5】デザインの最前線 田川 欣哉 さん #devsumiE
みつからなかったー。
感想
デザインとエンジニアリングを統合的に管理していくことが重要。
いくつか大事なポイントがセッションの最後にまとめられてましたが、特に
1 demo is more informative than 100 sketchs
が印象的でした。あるある、と思うんだけど中々実践できてないので肝に銘じておきたい。
以下、セッションメモ
メモ
デザインとエンジニアリングを統合的に管理することが これからの製品の品質に大きく関わってくる。デザインエンジニアリングという考え方。 プロトタイピング手法では非常に有効な方法 試行錯誤の気付き、改善の取捨選択をリードしていく MUJI NOTEBOOKの例 無印良品の意識:自分たちのステーショナリーの部分が置き換えられるのでは? と危機感があった。取り残されるのではなくて活用したい、との思い ノートパットアプリケーション(450円)を出した。 できるだけシンプルに、装飾を省いて、無印良品らしさを追求した 2つの違うレイヤの重なる部分を見つけ出す 無印良品+iPad=ノートパッド(ステーショナリー) プロトタイプ例 最初のプロトタイプでは紙のモックだったが、アイデアを評価するところまで いかず、ソフトウェアに対して理解が得られてなかったようだ そこでPCアプリケーションとして(ペンタブレットとFlashで)作ったところ 好評を得た。 バージョンアップの考え方 多機能ではなくデザインで考える。見た目、使い勝手とのバランスが必要 機能の統合など多機能ではなく高機能にするなど シンプルな製品作りの上では重要な考え方。 プリウスの実例: ショーCar(スポーツモデル)のナビゲーションシステムを作成 TOYOTA の NS4という車には手前に7inch、上部にワイドモニター 上から引き下げるような操作でワイドモニターのコンテンツを手前のモニターに 移動して操作する。 NTTdocomoのUI モバイル系の仕事が増えて、大きなカテゴリになっている 「ビデオプロトタイプ」UIの動きを分かりやすいように。 ユーザーの動きを仮説だけで考えると不必要な仕様が紛れ込む。 並行する形でプロトタイプを用意すると、議論の整理がスムーズ。 抽象的なもの→具体への整理、突合せプロセスが必要 実物と違うものの上でテストしても有効なフィードバックは得られない 経験的に得られたもの。 → ハードウェアをプロジェクトのために作る! 実際の処理をPCになげるとしても、プロダクトとおなじサイズ、同じ形の プロトタイプが必要。 人間の身体性がインタラクションのなかで重要 デザインを通して ・1つのデモは100の設計書に勝る ・アプリケーションは正しい前提のもとでテストを(端末のレイテンシなど) ・Create a strong contrast in an experience 製品の中に強いコントラストを用意する 特徴(機械っぽくみえても、あたかも生き物のような動きをするなど) ・できるだけ複数の感覚を刺激する構成 ・ものづくり側がプロトタイプを進めるとともに、使用感を試作を繰り返してやる デザインとエンジニアリング、ソフトとハード 隣の領域への移行がメイン。 Design | Soft------+-----Hard | Engineering ハードウェアのプロトタイプについて あるものを完全に試作するのは難しい場合、 なにを理解するか、因数分解をする。サイズ、重さ、質感… → ひとつの製品をある段階で判断するとき、なにを見るか、を見極める 4,5つのプロトタイプを個別に、同じMTGの中で順番に触ってもらうことで 組み合わせながら最終製品を意識する。