Windowsの共有フォルダをマウント
EeePCを使っていると、普段使ってるWindowsに気軽にアクセスしたい!
という状況がたびたび発生するかと思います。
ストレージが限られているから余計かもしれません。
Windowsの共有フォルダのマウントに挑戦。
結果的にはマウントできたけどやたら手間だし、
日本語が文字化けしているのでもうちょっと調査が必要です
まずはgoogleさんで検索した結果、
Windows上のファイルにLinuxからアクセスするには
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/126smbmount.html
というサイトが参考になりそうだったのですが、
EeePCではどうも無理。というのも、サイト中のマウントコマンド、
# smbmount //Win2k/download /win -o username=nori
Password: ←Windowsのパスワードを入力する
この段階で、以下のようなエラーが。
can't get /etc/mtab~ lock filesmbmnt failed: 1
Could not resolve mount point
これは
mtabへの書き込み権限がsmbmountについていない
すでにマウントポイントの/winが誰かが使ってるよ
といった意味合い。
いろいろ調べた結果、この方法で一応いける!というのがありましたので書いておきます。
まず、マウントしたいPCのIPアドレスを登録。
/etc/hosts をnanoかviで開きます。
eeepc-eeepc:/> nano /etc/hosts
hostsファイルの中身は以下のようになっています。
192.168.1.6 eeepc-eeepc eeepc-eeepc # lan3
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
192.168.1.5 PC-NAME
これに黄色背景の部分を書き足してください
書式は
IP(タブによる区切り)PCコンピュータ名
でよさそうです。
書き加えたら保存して終了。
この時点でDHCP使ってた場合、かなり難儀しそうです…。
次にマウント先は用意する必要があるので先に作っておきます(すでにある場合はOK)
実際のマウントは以下のコマンド
(※事前にネットワーク接続を済ませてください!)
eeepc-eeepc:/> mount -t cifs -o username=USER //server/share /win
書式は
//server/share がマウントしたいコンピュータ名+共有フォルダ名
/win がマウントポイントと呼ばれるマウント先ディレクトリです。
このあとpasswordの入力が求められますが、面倒な場合
eeepc-eeepc:/> mount -t cifs -o username=USER,password=PASS //server/share /win
とカンマ区切りで続けて指定できます。
マウントの確認はDFコマンドで。
eeepc-eeepc:/> df -T
Filesystem Type 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
rootfs rootfs 5297204 344052 4684064 7% /
/dev/sda1 ext2 5297204 344052 4684064 7% /
unionfs unionfs 5297204 344052 4684064 7% /
tmpfs tmpfs 453356 12 453344 1% /dev/shm
tmpfs tmpfs 131072 24 131048 1% /tmp
/dev/sdb1 vfat 3940352 32 3940320 1% /media/MMC-SD/partition1
//server/share
cifs 488384000 406540376 81843624 84% /win
こんな感じ(一番下の行)でマウントを確認できます。
ただ、冒頭でも書きましたが、どうしてもWindows共有フォルダ上の
日本語ファイルが怪しいです。
英字のみから構成されていれば問題ないですが…
現在は
・NTFSをマウントすると日本語部分は「??」みたいになる → アクセス不可
・玄箱をマウント(FAT?)すると日本語部分はよくわからない化け方をする → アクセス可能
といった状況です。