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ひつじのにっき

mhidakaのにっきです。たまに長文、気が向いたとき更新。

株式会社ソウゾウに入社した

Android

2月より株式会社ソウゾウ(Souzoh,Inc)でお世話になっている。

そろそろ1ヶ月(2月は多少短いのだけども)たつので忘れないように感想をまとめておこうと思う。何か日記っぽいなとおもったけど、そもそもブログタイトルが「ひつじのにっき」なのでそれも気にしないでいきたい。

読み返してみると友達への私信っぽい感じになってるけど、やはりこれも気にしないでいようかな。

あ、どうも。mhidaka(🐑)です。Androidエンジニアとして過ごす傍ら、技術の共有や普及活動に興味が強くて技術書典を主宰したり、DroidKaigiの代表をつとめたり、講演したり、技術記事を執筆したり勉強会を開いたりしています。 

何の仕事をしてるの。

一ヶ月もたって社内がわかってきた…わけではない。実はまだ社内のプロダクトにはあまり貢献していない(もちろんプロダクトのリポジトリをみてPRやIssue、レビューなどは目を通してるけども大したことじゃない)。何をしてるのかといえばDroidKaigiのことをフルタイムでやってる*1。これは自分でも驚いてる。

ちょっと🐑のことを知ってる人なら「何をバカなことを。いつもフルタイムで応答するだろ」「そもそもいつ寝てるんだ」「お前はいったい何インスタンス起動しているんだ」とジョークが始まることも多いので混乱するかもしれない。

この場合のフルタイムは業務時間、ずっとっていう意味であってる。自分の場合は入社にあたってコミュニティ活動(社外へのアウトプット)を業務中にも認めて欲しいという要望は出していたんだけど、入った日に「今は忙しい時期だとおもうから全力でコミットしていいよ」と言われたときは驚いた。

社内の同僚に説明しても、みんな驚いたあと口を揃えて「いい会社だなぁ」と言って納得してたので本当にそうなんだろうな、と思う*2

個人的にはDroidKaigiが落ち着いたら社内のプロジェクトにも触れていきたいと考えてるけど(もちろん技術の普及やコミュニティへの貢献も継続するよ)、このあたりの詳しい話を聞きたい人は、しばらくたってから声をかけてくれると嬉しい。もうすこし突っ込んだ話もできるとおもう。会社のミートアップやイベントには参加予定なので、そこで捕まえてもらっても大丈夫(外から入ったばっかりの感想が聞きたいなら今がチャンスだ)。

アウトプット

というわけで今はモバイル分野、Androidエンジニアが楽しめるカンファレンスができるようにDroidKaigiの準備を頑張ってる。

チケットは昨晩売り切れて*3スタッフ、スピーカー、出展者などなど含めると1000人弱のカンファレンスに成長した。海外からの参加者も増えていて、大変うれしい。一方でやることも指数曲線的に増えていて(多分カンファレンスの規模が500人を超えてくるあたりに境界線がある)微力ながら手伝っている、というのが正直な感想。

比率でいうと30~50人のスタッフが準備を進めているなかでは個人が40時間/週の工数をつかっても単純作業の一部を肩代わり(1人あたり1時間分ぐらい)するだけなので実際のイメージとしてはスタッフが動きやすいよう「交通整理をして情報を集約してまとめる」「施設、外部との調整」「準備物の発注作業」などボトルネックの解消を心がけて進めてる。

自分の時間をかければかけるほど多くのボランティアスタッフに支えられてるのが身にしみて分かるし、会社がこういう活動をサポートしてくれて僕のお給料がでるのはとても不思議な気持ちになる*4。コミュニティや企業の枠を超えて、むこうにいるAndroidエンジニアひとりひとりのために働いてる気もしてくる(要望があったら遠慮なくいってね)。

なにはともあれ3月9日/10日のDroidKaigiのために精一杯がんばってるので参加する予定の人は目当てのセッションを楽しんで欲しいし、好きな技術ではしゃいでほしいというのが本音です。

周りの環境

となりに@operandoOSさんがいて、もひとつ向こうに@_ishkawaさんが座ってる。チームはとても小さい(ソフトウェアエンジニアは3~4人、関係者全員でも5~10人ぐらいだろうか。2枚のピザ理論を守っている)。社内wikiが育っていて、ものを書く文化圏なので馴染みがある。

もっと会社の様子を知りたいひとはmercan(メルカン)Mercari Engineering Blogが良いかも。

ほしいものリスト

Amazonウィッシュリスト、じつは初めて使うんですごいドキドキしてます。

www.amazon.co.jp

やっていくぞ。

*1:mhidakaはDroidKaigiの代表者をしてます

*2:これまでの🐑の活動や技能を評価してくれた側面もあるのかもしれないけど、それでもスゴいなぁ、と感じた

*3:∩(・ω・)∩万歳

*4:まだ慣れてない

DroidKaigi 2017 開催にむけて

Android

代表者としてDroidKaigi 2017のプレスリリースを書きました。

github.com

本エントリはDroidKaigiを知らないひとに届けたくて、そして来てほしくて書きました。運営の体制とかに触れています。セッションの紹介とかは追々書きたいな、と思います。セッションタイムテーブルも公開されているのでぜひ見て下さい。

TL;DR

今年も3月9日、10日にやるので来てね。運営も頑張るよ。初学者向けのセッション、ハンズオンから普段聞けないめっちゃ濃い話まで色々あるよ。一緒にお祭り楽しんでください。

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DroidKaigi 2017の進捗

DroidKaigi 2017、はやいもので開催まで40日となりました。1月31日には最後の下見にいきます(ちょっと話が飛びますが新宿にはベルサール西新宿とベルサール新宿グランドの2つだと思ってたんですが、ツイッターベルサール新宿セントラルパークも教えてもらいました。3つあります。DroidKaigiの会場はベルサール新宿グランドなので気をつけて下さい)。

閑話休題。今回のDroidKaigiは最大5セッションを2日間実施します。そのため実は前日も準備日として確保しています。前日設営ではネットワーク、セッションルーム、展示&お菓子ルームなどの準備が待ち構えてます。

来週の下見の段階では椅子や机のレイアウト、音響、電源、インターネットなどの懸念事項を確認して計画に反映していきます。大規模カンファレンスだとこのあたりの作業がやはりい一番負荷がかかり、手が空いた人で助け合ってる感じです。

運営メンバーごと役割を決めて情報を集約→効率的に動く仕組みとして、結構こまかく担当が分かれてまして、ざっくりと書いても次のような感じです。

  • 会場:keima, tsuyoyo
  • Tシャツやグッズ系:tezooka, wariemon
  • Webサイト:mstssk, wm3
  • パンフレット:iwata_n
  • 食事:mogutaso
  • 広報:KeithYokoma
  • 搬入/搬出:matsuyama, teshi04
  • 協賛:shogo, kmats_
  • オフィスアワーなどの企画:suino, mochico
  • 受付:komatatsu, kaorii
  • アプリ:konifar
  • 事務局:wiroha
  • タイムテーブル:daruma
  • 会計:ken5scal
  • ネットワーク:pochi、CONBUさん

各カテゴリの番長的な人を挙げてみました。そこから更に細分化して、個々のタスクを運営メンバーみんな*1でえいや、と回してる状態です。

今ざっくり書いても複雑だな、、、と驚いたんですが規模的には搬入/搬出だけでもダンボール50箱ぐらいあるんですよね。これだけ多いと、どこからいくつ来る、みたいな管理は必要になってしまってやっぱり担当者が欲しくなる、という具合です。タスク粒度に合わせて運営メンバーが協力しあってます。

ありがたいことにDroidKaigiは回を重ねるごと、どんどん成長してきました。純粋に嬉しい気持ちです。その一方で運営においては会場、ネットワーク、電源、海外スピーカーさんのアテンド*2、タイムテーブルの構築などなど規模に応じて加速度的に複雑になる部分もあり、初めてのものをGitHubのIssueやProject、Slackなどエンジニアが使いやすいツールを使って&探してきて試しながら回しています。

僕らが提供したい価値

一体なにが、ここまでしてカンファレンス運営に突き動かすのか、という部分はすごく不思議に思います*3

改めて考えてみみると、そこにあるのは年に一度のお祭、エンジニアが主役のカンファレンスを作って楽しみたい、という部分だと思います。

運営メンバーとして自分たちが楽しむのももちろんなんですが発表する立場のひと、参加する立場のひと、すべてのひとが開発に関わる者として技術情報や開発の知見を共有できる場というのは、すごく価値があると思います*4

あと現金なはなしで恐縮なんですが、なんだかんだでフィードバックもらえると嬉しいです。「楽しかったです」「あのセッション、めっちゃ良かったです」「ご飯が美味しかったです」とか声が聞こえると担当者がめっちゃ喜びます。もちろんセッションへのフィードバックは発表者のひとも嬉しいし、モチベーションになります。なので会場でスタッフに声をかけてもらえると嬉しいです*5。みんなの前じゃちょっと聞きにくいな、というときのために今回は発表者へ直接質問できるオフィスアワーなど落ち着いて話ができる場も用意しています。

チケット情報

さて、最後にDroidKaigi 2017のチケットご案内です。

droidkaigi.connpass.com

各種参加チケット、取り揃えております。当日のセッションタイムテーブルも公開できた*6のでチラ見してみてください。

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会場で会えることを願って。それでは。

 

 

*1:実は名前を書ききれなかった人が倍ほどいまして、書ききれなくてごめんなという気持ち

*2:下手ながら英語でなんとか

*3:私自身、代表として楽しんでるんですがやっぱり大変なものは大変だと思うんですよね

*4:蛇足ですが協賛企業にもこのあたりのエンジニアが主役という趣旨を伝えた上で協賛してもらってます

*5:Twitterの #droidkaigi ハッシュタグでも見てます!

*6:mstsskやkonifarさんが複雑な部屋配置をJSONソースコードに落とし込むのに頭を抱えた

技術書が生まれる経緯

Android

冬コミで出した技術書「なないろAndroid」「The Web Explorer 3」「わかる!ドメイン駆動設計」の3冊について、先週から電子書籍の販売が始まっています。タイミングがよいので、難産だった「わかる!ドメイン駆動設計」の生まれた経緯を書いておこうと思います。f:id:hdk_embedded:20170122233404p:plain

techbooster.booth.pm

上記サイトではAndroidやWebの最新情報、技術書の作り方本など色んな書籍を扱ってます。ぜひみてください。

きっかけは読書会

本書は読書会を通じて生まれました。メンバーは大体4人(やんざむともちこと@tacksmanとひつじ)で、たまに@sys1yagiさんとかが参加。毎週リアルに集まるのは大変だったのでビデオハングアウトで週1回、1時間。始めたのは2016年4月~(継続中)。オンラインだったのが地味によくて、参加と継続のハードルを下げられています。

本は厚くて有名なエリック・エヴァンスドメイン駆動設計と実践ドメイン駆動設計です。

www.amazon.co.jp

どちらも大変良い本なのは間違いないですが如何せん厚い。読書会の目的である実践レベルでDDDを理解したい、という前提では「読み終わる」ということと「本文を解釈して意味を噛み砕き、理解する」は天と地ほどの差がありました。

読書会では、あらかじめ1~2章読んでおいて分からないところを質問しあったり、いままでの経験とすり合わをしたりと、意見交換をしながら理解を確かめて進めました。締切とモチベーションの維持のための読書会、って感じです。準備が大事なので赤線を引いたり、知らない用語がでてきたら調べておいたり。

メンバーの課題意識

読書会を進めるにあたって気づいたことをいくつか。何かを理解する時に、都合の良い比喩や他の概念などを使わずに書いてある内容をうまく説明するのが思った以上に難しい。メンバーは実力のあるエンジニアであることは間違いない*1のですが、技術者としての背景が違うので当然だと思っている前提は当然ではない、という感じ。

ドメインモデルって何を指している用語なの?」「ここでコンテキストっていってるけどコンテキストの境界の意味だよね?」と解釈を話すときは、特に言葉に注意しないと混乱してしまう感じです。

課題意識はもうひとつあって、どうやってモバイルアプリに適用するか考える事。原書はAndroidiOSなどが活躍する前のモノなので、モダンな開発についての示唆が直接的に得られるわけではない感じです。モバイルアプリ開発(プロジェクト)で実践していく上で何が難しいのか、どこに気をつけるのか、どんな工夫ができるか、という実務を前提に議論しています。

議論するタイミングでは技術者としての背景が違う事実が役に立っていて「あー、これは気づかなかったな」とか「確かにそういう時すごい便利だよな」っていう会話が楽しいです。

読書会で気づいたこと

DDDは難しい。言葉通りの意味でDDDの考え方、概念として腑に落とすのに時間がかかるという話もあるんですが、難しさに入門しにくさというのを感じました。

原書では網羅的な解説をしていて、かいつまむのも全部読んだ後に適切なところを探すという感じなんですよね。でも「興味があるんだけど」という人にいきなり1000ページの書物を投げつけるのは忍びない。そこで厳密性の議論は一旦おいておいて、ざっくりと概念を理解する、重要な考え方を学んだほうがいいのでは、知った上で原書を読むとより理解がはやいのでは、というのが「わかる!ドメイン駆動設計」の執筆の動機です。

わかる!ドメイン駆動設計

techbooster.booth.pm

ただ解説するんじゃなくて物語を通じて理解できる構成にしました。物語のストーリーは、やんざむ*2が頭をひねって考えた。

親しみを覚えてもらいたくてアプリ開発者のもちこちゃん*3など可愛らしい挿絵で登場人物が生き生きと動いてくれます。

冬コミの新刊のなかでは一番下調べができていた(4月から読書会をしていたのでゆうに6ヶ月は調べてた)のだけども、わかりやすく表現できているか、曖昧なところはないかなど納得いくまで何度も何度も書き直して、草稿の原型が残っている箇所は殆どなくなってしまいました。

作中はAndroidアプリをテーマに話は進みますが、基本的には味付け程度でモダンな現代の開発現場でDDDを使っていく話になっています。そういうわけで対象者はDDDに興味がある開発者、という感じです。今回はコンテキストマップまでが解説の対象になっています。次(技術書典2だな?)では物語を前に進めてモバイルアプリでのDDD適用について知見を盛り込めればな、と考えてます。

組版とか

いままでB5サイズで技術書をつくっていた(組んでいた)のですが、今回は気軽に手にとって読めるようにTechBoosterでは初めてのA5サイズを採用しています。本書にあわせてレイアウトを刷新*4しました。会話シーンなども多いのでRe:VIEW記法を拡張したり、挿絵にはキャプションを入れないようにする(技術書ではキャプションが入るのがほとんどなのだけど小説は挿絵でキャプションなしが主流だったりします)などなど目に見えない組版での工夫も入ってます。

続刊にあたっては「わかる!ドメイン駆動設計」にも多少手が入る可能性もありますが、しばらくは技術書と一緒に成長していきたいな、と思っています。

*1:筆者自ら書くにはとても手前味噌を感じたけど

*2:あんざいゆき。現在ちょうどMaster of Fragmentの改訂を手伝っているが、🐑の編集作業がストッパーになっている事実をここでお詫びしておく

*3:他にも実在する人物を参考にキャラクターデザインをしているけど本人とは一切関係ないフィクションです

*4:新規作成したRe:VIEWのA5レイアウトは公開予定。綺麗に組み上がりました

技術書典サークル参加アンケート結果と分析

ひつじです。技術書典2のサークル参加申込受付にあわせて技術書典のサークル参加アンケートを公開します。

技術書典とは

技術書典とはTechBooster(ひつじが代表の技術書をかくサークル)と達人出版会(電子の技術書出版社)が主宰している技術書の即売会です。広く技術のことについて知れるお祭りです。

技術書典2は2017年4月9日開催、サークル参加受付中!秋葉原UDXホール(アキバ・スクエア)です。本エントリを読んで興味がでたら是非お願いします

techbookfest.org

アンケート結果を見る前に

アンケートの前に技術書典について簡単にご紹介です。

開催情報

第1回 技術書典
日時:2016年6月25日(土)11:00~17:00
場所:秋葉原 通運会館
サークル参加:合計57サークル(個人48・企業9)
来場数:1400人

初回とは思えないほどの盛況で最大で1.5~2時間の入場待ちが発生しました。当日の様子は次がわかりやすいです。

200平米程度の小さな会場にこれだけの人数が集まって事故が一切なかったのはサークル参加者、一般参加者みなさんの協力も欠かせなかったと感謝しています。ウェブには参加レポートなどがあります。またあらためて。

本の対象範囲

技術書とは、「ITや機械工作とその周辺領域について書いた本を指します。 ソフトウェア、ハードウェア、開発環境、コンピュータサイエンスからその他科学・工学全般などのジャンルを対象としています。
たとえばプログラミング解説書のように現存する技術要素の解説を行うもの、架空の工学、未知の科学技術なども対象です。 また作ってみた、やってみた、など体験談や考察、上記のジャンルに付帯した開発効率を高める方法のようなライフスタイルも歓迎します。 自分の積み重ねてきたマニアックな技術や成果、ノウハウを詳細に書き記し世に広めたいとは思いませんか? 

 技術書典はハード、ソフト、機械、科学、エンジニアリングに関わるその他ライフスタイルや考察など技術ジャンルを問わず「技術」をテーマにしたお祭りです。たとえばTechBoosterは主にソフトウェア、あとハードウェアちょっとを扱っています。

アンケート結果

アンケートは38サークルさんの回答をいただきました(回答率66.6%)。アンケート結果は統計情報なので、技術書典2で必ずこれだけうれる!という感じではありません。また各項目必須ではない&多値回答可能ですので合計値が38ジャストになるわけでもありません。

  • サークルの25%は執筆が初めて
  • 新刊部数は50~100が頻出値
  • 参加者総数1400名、平均して技術書の購買は5.5冊/人
参加サークル調査

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執筆活動について、初めての人が概ね25%でした。一方で商業誌へ寄稿、著書があるなど活躍されている方々も30%程度いました。初心者でも歓迎、プロもいるよ、というバランスは今後も維持できればいいな、と思います。

技術書典では初心者向けの同人誌の制作、執筆勉強会を定期的に開催しています。

https://techbookfest.connpass.com/ メンバーになると勉強会の開催時に通知が届きます。プロの編集さんや出版社さんからゲストをお招きしてます。

持込部数

当日、持ち込んだ数はサークル平均166部でした。新刊の最頻値は100部、ついで50部、既刊では30~50部などの回答が多かったです。前回の1種あたり搬入部数については50~100部が目安だったのかもしれません。

価格帯はアンケートを取っていません。500~1000円の範囲が多かったですが、300円や1500円などもあり、各サークルさんごとにさまざまです。TechBoosterは1冊1000円です。

追記:「平均持込部数にTechBoosterは含まれますか?」「Yes. 中央値は100あたりです」

頒布部数と完売率

当日の頒布部数はサークル平均137部です。完売率は82.6%です。持ち込んだ本のうち8割超が売り切れて在庫がなくなった計算です。14時頃に50%のサークルさんで新刊、または既刊いずれかが完売になっています。

アンケート結果から読み解くと開始1時間で10%のサークルは頒布物がなくなりました。14時(開始3時間)の段階で50%のサークルの頒布物(新刊or既刊)がなくなりました。

追記:「平均頒布部数にTechBoosterは含まれますか?」「Yes. 中央値は100~120あたりです」

頒布情報

これらの情報より推定すると、当日の全サークル頒布数は7800冊前後、参加者一人あたり5.5冊を購入した計算です。8000冊弱の技術書が1日で流通したようです。スタッフが終了間際に体があいたのでようやく回ったところ「ほとんど完売しててめっちゃほしかったのに買えなかった…」と述べてました。やはり早めに行かないと頒布物が無くなる、、、のは当たり前なのですが今回はそれにもまして想像以上に早かったようです。

入場待機列と一般参加者さんの様子

当日の待機列はぐんぐんのびて開場時は次のような状態でした。

実はこれまだ途中の写真で、最終的にビルのブロックを一周してアキバのメインストリートに出そうになりました。200名並んだ時点で列成形を中止し、整理券による入場規制がかかり、終了30分前の16時30分まで入場規制が続きました。

技術書典は11時に一般入場を開始しました。並んで頂いてた100~150名が入ったのですが新刊50部で人気がでた、というケースは瞬殺に近かったと思います。一方で十分な数を搬入していても14時には売り切れというケースが目立ちました。

途中、キンコーズや印刷所からのオンデマンド印刷、周囲の同人ショップからの引き上げなど再搬入を試みたサークルさんも数サークルあり、開場で「再入荷しました!」と声が上げると参加者から拍手が起こる、大変感動的なシーンでした(なお私が見たケースだと再入荷分も瞬殺されてました)。

これらは圧倒的に来場者数が多かった結果です。大変ありがたかったのですが多くの参加者さんから「どれもこれも欲しいが買えなくて大変悔しい。どうにかなりませんか!!」と(みなさん思い思いに楽しんでくれてる様子で笑顔でしたが)ご意見を貰いました。今回のアンケートは技術書典2への参加を検討しているサークルさんが用意する品種、部数の参考になれば、と思って公開しています。

 閑話休題

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1:全然なかった~5:十分あったの5段階評価です。

入場規制では一般参加者さんに大変おまたせする結果となりましたが、会場内では話す余裕ができた形です。当日のスタッフは整理券配布になった段階で目標を「内部のキャパシティ管理とスムーズな入場案内」に切り替えており、インカムを使ってフロアごと流量調整していました。概ね好評をいただいたようでホッとしています。一般参加者さんにはTwitterアカウントを通じて入場可能時刻を随時更新して、番号のアナウンスがあればすぐに入れるように運用していました。

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展示方法は見本誌が一般的でした。電子書籍での頒布の場合でも見本誌は1冊用意してたほうが良さそうです。ハードウェア系などモノがある場合は実演が好評を博してました。

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ありがとうございます!!!またサークルさんのなかには技術書典の同人誌がきっかけで技術書を商業書籍として出版された方々もいらっしゃいました(イベントには出版社さんもでてました)こちらも別の機会で紹介できればと思います。

技術書典2はパワーアップして帰ってきました

技術書典2は2017年4月9日にアキバ・スクエア(秋葉原UDX)で開催します。ただいまサークル申し込みを受付中です。本エントリを読んで興味をもった方は是非サークル応募をお願いします。来場者数は2000超を想定してスムーズに運営できるよう今からスタッフ一同頑張ってます。

techbookfest.org

DevFest Tokyo 2016のAndroid関連セッションのイチオシ

どうも、ひつじです。DevFest は、Google Developer Group (GDG) コミュニティによって世界各地で開かれるデベロッパー向けイベントです。

いろんなコミュニティが集まってワイワイするお祭りのようなものですね!

gdg-tokyo.connpass.com

 

日付を見たら分かる通り、本日10月9日が本番です。いまも準備中で慌ただしく動いてる中、このブログポストは書かれています。

追記:もう開始まで1時間を切り、めっちゃ慌てて書いてます。ちょっと雑なところもありますが大目に見てもらえると…。

 

色んなコミュニティが集まっているので自分がすきなジャンルを聞いてもよし、知らないジャンルに突撃するもよし、の何しても幸せになるセッション構成です。

通常のセッション以外にもその場で講演内容を決めちゃうアンカンファレンスやコードラボなどもりだくさん。せっかくなので個人的注目なAndroid関連セッションをご紹介です。当日のセッション選択の参考になればうれしいぞ!!

DevFest Tokyo プログラムリスト

DevFest Tokyo 2016 プログラム詳細

さぁ聞いてくれ、一番手はこのセッションだ!!

13時40分~ Video Streaming on Android(ホール)

最近GDEになったわさびーふさんによるExoPlayerの解説です。動画というと死ぬほどニッチに聞こえるけど(実際そう。)それが1ジャンルとして確立するのがAndroidの懐の深さ。ホールが寂しかったらとても悲しいので本人はめっちゃ来てほしそうにしてます!!

github.com

わさびーふさんはこんな感じで色んなLibraryをつくってるお兄さんです。

13時40分~ Modern CSS: architecture, future specs and build flow

2番手が全然Androidじゃないけど最近ひつじが困ってるCSSのお話なのでいれました。こっちもめっちゃ気になります。なんでウェブの世界はElementの中央寄せがあんなに難しいんだ!!!という自分のスキル不足をなんとかしたい…

13時40分~「Nested Scrolling: living life on the edge 」「Spotlight on Android Studio 2.2 features」

こちらはなんとGooglerがきてくれました。13時40分からの枠はほんと悩ましいな!!!Chris BanesさんとWojtek KalicińskiさんはGoogle UKのひとたちだ!荒木くんさんの同僚でDesign SupportLibraryでお世話になってる人もおおんじゃないかな!!UIの話は鬼に金棒ってかんじするぞ。聞いておいて損はない!

14時35分~ Android Architecture Blueprints

アプリ開発、困ってることありませんか。僕は設計で困ります。なんと今回、Google謹製サンプルである↓のリポジトリをメンテナンスしているJose Alcérreca本人がきて話してくれる、神かよ的セッション。

github.com

設計に悩んでる人はここでヒントを貰うと爆速開発になる可能性がワンチャンあります。最近Android開発が難しいな、と感じてる人が聞くと一番よいんじゃないかなー。

残念ながらこのセッションは中継ないのでどうしても、というひとはぜひ来てね。

14時35分~ 初心者のための RxJava

RxJavaってなんだろう?気になるけど乗り遅れちゃったなという初心者のためのセッション。スピーカーの黒川さんはとてもいいひと&わかりやすく説明するのがうまいので知らないことでも根掘り葉掘り聞けるぞ!Everything is a Streamだ!

slides.com

(なぜ有名なのかはわからないんだけどよくでてくる犬の禅的ポーズ)

16時25分~  「Animated Icons」「 In Transition」

スピーカーはNick Butcherと Ben Weiss。こちらもGoogle UK所属のGoogler。日本国内で直接話を聞ける機会がこれまであっただろうか。いや無い!みたいな気持ちで楽しみにしてます。どんどんアプリ開発はリッチになってアニメーションも手が込んできてます。いまやらなくても知識として知っておきたい、最新の手法を話してくれるに違いない(期待している)

ハンズオンやアンカンファレンスもあるよ

コードラボも用意してて、Androidテストや女性限定のアプリ開発ハンズオン、クラウドビジョンなど手を動かすもの、アンカンファレンスのようにその場で発表内容を決めるルームもあるのでぜひいろいろな部屋、コミュニティをのぞいてみて楽しんで下さい!!

 

英語系のセッションは敬遠するひとがおおいんじゃないかな、とおもってこの記事を思い立ちました。なので英語系中心に紹介されていたりします。もっと色んなコミュニティの紹介もできればよかったんだけど間に合わず(海外の人だと、どういうひとなのか調べるのも大変なので、簡単にでも参考になればうれしい)

 

現場からは以上です。たのしむぞ!!

 

 

 

DroidKaigi 2016でCamera2 APIについて発表した話

Android

ひつじです。

DroidKaigi 2016に「カメラアプリはじめの一歩」というタイトルで登壇しました。

Android 5.0以降からつかえるCamera2 APIがテーマです*1

なぜCamera2 APIを選んだの?

Camera2 APIの特徴は自由度の高さです(その分、難しいけど)。

新技術にありがちだけどプラットフォームの普及が進まない→なかなか利用されない→技術情報が少ないまま→利用が進まない→やっぱり難しいぞ!っていう不遇な状況をなんとかするため、まとまった技術情報として提供したい、と去年から考えていたのですがDroidKaigiで、ようやく結実しました*2

サンプルコードもあるよ

資料で使ったサンプルは以下のリポジトリで公開してます

github.com

カメラアプリはじめの一歩

カメラ機能の要件からはじまり、Camera2 APIの解説、カメラのステートマシン例、プレビューや撮影シーケンスの説明などカメラアプリを作る上で困りがちなところを中心にまとめています。

Camera2にまつわる話題のなかでもスタンダードなものを議論の中心におきました。APIの解説に集中してもよかったのですが、利用の前提となるアプリケーションでの機能要件(とくにCamera1 APIやIntentとの使い分け)やハードウェア制御など普段なかなか気にしない部分についても触れることでただのHowToではなく、全体を理解できるように気をつけました(せっかくなので技術的背景もふくめて楽しんでもらいたかった)。

なお、Camera2 APIがカンタンだと言うつもりは毛頭なく、難しいものだとおもって知識を整理してチャレンジするとなんとか登れるもんだよ、ということが伝わったらいいな、とおもって構成を考えてます。リクエスト、セッション、パイプラインというCamera2用語を知っているだけでもソースコードの読みやすさは段違いに向上します。

当日の感想

現在、DroidKaigiの運営スタッフさんが順次動画を公開してくれてます。解説の際にパラメータの説明で列挙体といった気がしてるのですが、実際にはstatic intで実装されているので訂正します(録画を見る場合は注意してください)。

www.youtube.com

動画がアップされたらここに埋め込む予定なので詳しくはそれを見てくれたらわかるんだけど、新しい技術について話せる場があるっていうのはすごく楽しかったです。FAQも含めてもっとディスカッションできたら良かったなぁ、と思うセッションでした*3

 

おつかれさまでした!

 

 

*1:ひつじは主催者でもあるんだけど今回はスピーカーの立場でのblogged!

*2:去年の夏コミの原稿をCamera2にしたばっかりに落とした経緯があるぞ!

*3:たぶん無限に会話する

Software DesignにソラコムさんのIoT SIMのSORACOM Airがオマケでつくかもしれないという話

 

 ここまで見て

 こうしたら

こうなった。

メンションからここまで5分強。

 現場からは以上です