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ひつじのにっき

mhidakaのにっきです。たまに長文、気が向いたとき更新。

【13-C-3】RIA 開発をとりまく技術の進化と環境の変化

RIA開発の現在の流れ、要所を押さえる内容。

広く浅く紹介してもらえて業界動向を知るにはこれ以上ないわかりやすさ。
デザイナとの協業関係を改善する、開発プロセスの改善にとどまらず、顧客との関係も改善が必要。

13-C-3 RIA 開発をとりまく技術の進化と環境の変化 東 賢

◆自己紹介
 東 賢
 IS部門SIerのあと2nd Factoryに。

◆概要
 2008年は UX(ユーザーエクスぺリエンス)元年
 企業がUXの重要性を理解・認識

 UXは一体なんなのか? から 良いUXの提供へシフト

◆キーポイント
 RIA開発手法
 デザイナとの協業
 大規模化への対応
 
◆プラットフォーム
 Adobe Flashプラットフォーム
  FlexFlashとの違い
  ⇒ Flashアプリケーションを利用できるフレームワークFlex
    複雑なインタラクションにはFlashを。

  Flexフレームワーク
   パーツのコンポーネント化。
   宣言型UI、MXMLベースで構成される
   ActionScript 3.0を利用可能
  
  Flash Playerの現在(技術的進歩)
   ローレベルAPIが強化(描画エンジン等)
   動画処理のサポート強化(H.264)
  
  AIRとは?
   ローカルファイルアクセスできるFlashプレイヤー。
   デスクトップ寄りのWebアプリケーション
  
  Adobeのサーバー側技術
   Adobeのサーバーはクライアント側を軽く、使いやすくするために構成

◆Adobe
 Flash CS4   :デザイナ寄り
 Flex Builder:開発者寄り
  → デザイナと技術者、相互に連携がとりにくい
  
 ワークフローの穴を埋めるのは
  → Flash CatalystFlash Catalystはエクリプスベースで作成
  Photoshopイラストレーターのレイヤを取り込み、コンポーネントを作成
  特徴:レイヤ構造を維持してPSD形式からFlexで利用可能な形式へ、インポーズされる

  プログラミングせずにアートワークをコンポーネントへ変換が可能★
  ⇒ さらにイベントを指定してデザインを差し替えることが可能
     動作イベント:on_click
     変化        :Transition(変形モーションの指定)
     遷移状態    :次のページ

      Flash Cataristを活用することで顧客、デザイナと共通認識が行いやすい★
 
◆Microsoft 
 開発技術としてはDirectXからSilverlightWPFまで幅広く提供
 
 ZAMLでUIの表示を統一することで生産性の向上を図る。
 
        Richness⇒
 ASP.NET  Silverlight  WPF
        ←Reach

 オープンソースを重視、CodePlexサイトでコードを開示してフィードバックを回収

 サーバー技術
  Windows Azure(アジュール):サーバー側のビジネス ビルディングブロックを提供
  RIAにとってのサーバーサイドはデータの塊、リソースとして見ることができる。

◆開発手法
 新しいイテレーション開発 
 デザイナと開発者は以下のように切り分けられる。
  ・インテグレータモデル  :中間的に両方のことがわかる人材をおく
  ・ハーベストモデル      :大規模開発に向く
  ・コラボレーションモデル:切り分けずにお互いでフォローしあう

◆RIAでのテスト
 オートメーションテストでは機能テストのみしか実施できない
 本来のUXを確認できるのはエモーショナルテスト、感性によるテスト★
 
◆WYSIWYGからWYGIWYSへ
 What You Get Is What You See
 "ユーザーにとっては目に見えるものがすべて"
 → プロトタイピングが重要

 プロトタイプとは?
  すでに出来ていて、ここに要求を+アルファ出来るモノと勘違いされるが
  目的は問題点の洗い出しを行うためのもの。それ以上の意図はない★
  
 プロトタイプ/モックアップ
  モックアップは検証にのみ利用できるもの
  プロトタイプは製品に応用できる部分があるもの。

◆ビルディングブロック

 実はポイントとなるパーツ、開発が必要な部分は少数ではないか?
 たとえば画面構成など、多くのパーツは既存パターンの繰り返しでしかない
 そのようなときは用意されたビルディングブロックの利用も視野に入れるべき。
  
 ・市販コンポーネントオープンソースコンポーネント・ライブラリ  Spark(Flash)
  が提供されている

◆改善のための計測
 RIA技術の選び方:
 アプリケーションのサイクルを考えると
 AdobeMicrosoftなど大きいところに限られるのでは
 
◆プロジェクトはカットオーバーによって終了するものではない
  ライフサイクルに従って継続的に改善、
  改善できる構造をアーキテクチャ検討の段階で分割検討しとくべき

  事例紹介
  OMNITURE:計測アプリケーション(ECサイト等のメトリクス収集)
  RIAのマクロ分析、ミクロ分析を行うのに必要
  ビーコンでの回収、ライブラリにスクリプト埋め込みなど マーケティング計測を提供

◆目に見えている体験
 目に見えるものがすべてだが
  目に見えていないベースとなるアーキテクチャ検討が重要
 
 そのためには
 ・プラットフォームそのものを知る★
 ・今つくるものの価値を顧客と一緒に認識する
 ・改善のための計測・仕組み
 を意識する