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ひつじのにっき

mhidakaのにっきです。たまに長文、気が向いたとき更新。

扇町クリエイティブクラスターフォーラム

Android

メビック扇町さん主催の扇町クリエイティブクラスターフォーラム
iPhone & Android 成長するスマートフォン市場の可能性」
に行ってきました。

以下、基調講演のメモです。

スマートフォンの新世紀」

大谷 和利氏(テクノロジーライター)

Webと日常生活は切っても切り離せなくなってきた。

日常で見たWeb

  • 信号の遮断機に「くぐるな危ない」の看板がある
    • 落書きされて「ぐぐるな危ない」(Googleで検索するな)となっていた。
  • 本屋にて。プログラミング書籍が並んでいたが、棚の分類票を見ると「児童書」扱いに。
    • プログラミング書籍がとても増えた
    • この程度のプログラミング書籍は児童書なのかw

Q:日本最年少のIPhone開発者は?
A:14歳と1カ月のときにアプリケーション開発。神戸にいる中学生が最年少
広告を出して、寄付するという活動を行っている

  • Bingoフォン
  • 健康APP(BMIなど)

スマートフォンのUIの話

普通の携帯電話のインターフェースをそのままアプリに持ってきたアプリがあったが、ユーザからの反発を受けた。
→ 結局AppStoreから引き揚げて、以来、復活していない。


GUIインターフェイスDOSCUIを持ち込むような行為は失敗している。
新しいデバイスには新しいインターフェイスを。

EAT YOUR OWN DOG FOOD

自分の製品を自分で使って改良していくことが必要。

世界のスマートフォンシェア

シンビアン、リサーチモーション(RIM)などまだまだほかのOSも多い
ただし成長率が高いのはAndroid+iPhone
Androidは961%の成長率。PalmPreのWebOSは競争から外れてしまった。

インストールベースではNokia,RIM(ブラックベリー)が多い。
しかし、Webリクエストという視点で見ると、iPhoneAndroid
→ Webリクエストの多い端末がパラダイムシフトを起こす。


シンビアン、リサーチモーション:端末売り上げが高い
AndroidiPhone:シェアは低いが、Webリクエストが非常に高い。
これからの使われ方に適しているのはどちらかというと後者であるのは明らかではないか。

CRIミドルウェア社の調査

2000円以上するような辞書が上位に食い込むなど、受け手のニーズにあった物であれば対価を払ってダウンロードする。
モバイルアプリケーションだと思えば高いかもしれないが、従来のコンピュータアプリケーションと思えば破格である。


iPadでは、iWorkをばら売りして三つのアプリを1000円ぐらいずつで売る
そのクラスのアプリケーションが1000円。一つの基準となるのでは。

ゲーム開発者が開発したいもの

教育、学習など。旅行先で端末での検索、ガイドブックなどが増加。
従来、取り組まれていないものに取り組みだした

セミナーでアプリの説明をするとセミナー中にどんどんダウンロードされていく。
いいものは口コミで広がる、その場で評価される。

マルチタッチ機能が非常に注目されている

アップル社がマルチタッチの特許を押さえている。
N1で当初、マルチタッチ対応でなかったのは?

  • 特許論争を避けた
  • 携帯電話を片手で操作するのが普通だったので。
マルチタッチが流行るということは?

すでに片手での操作がUIとして古くなってきたのではないか。

GPSの活用

GPSを使うことで面白いことができるのでは?
電子書籍などもGPS機能を使って、舞台となっている小説を教えてくれれば、読む動機付けになる。

カメラについて

200、300万画素あれば十分。
処理能力の問題もあるのでモバイル端末にとって画素数が至上命題ではない。
AndroidiPhoneは携帯情報機器に組み込むカメラとして、バランスを重要視している。
カメラのアプリケーションがあるので更に加工されて、価値を増す。アプリケーションの開発環境を開放しているからこそ。

マーケットについて

マイナス面:

  • 審査があるため、発売日を確定しにくい。
  • 特に雑誌系のアプリケーションは大変。
  • チャンスも多いが、参入障壁が低いためライバルも多い。
  • サポートの中心も英語。国内の販売チャンネルとは明らかに異なる。
  • 十字キーなど今まで便利だったものが、新しい環境には不向き。

アプリケーションのインターフェイスは重要。


母数を見るとマルチ言語開発を行うべき。
日本のみでやるよりも各国で対応する必要があるが
英語がサポートされていれば大体OK

利用時間(Admob調べ)

スマートフォンとして買っても利用時間の3分の1はアプリケーション利用
アプリケーションはAndroid,iPhoneと相性が良い。
ユーザーは積極的に(有料であっても)アプリをダウンロードしている
→ 今使っているアプリを知人に勧めるなど。

	iPhone
	    メリット				デメリット
		Macなみの開発環境		Macのみの開発環境
		AppStoreの存在			埋もれる危険性
		ウイルスの危険性小さい	審査の障壁

		審査:Appleに関連したものが販売できなかった。
			審査に抵触しなければよいのだが、善し悪し。

	Android
		メリット				デメリット
		Windows/Linuxでの開発	Androidマーケットがやや貧弱
		マルチタスク			すでにマルウェアが存在
		
		オープンな開発環境
			アプリの互換性が出てくる(ハードの違い)
			N1が一つの基準だが、みんなが右へならうのか?
			多様性がなくなることにつながり、難しい。

マルチタスクについて

iPhoneは限定的マルチタスクAndroidマルチタスク

マルチタスクのメリットデメリット

シングルタスクでは専用機になるため、少ないリソースを活用できる
マルチタスクでは知らないところで動くため、リソースを消費、うまく動かない可能性も。

reMailをGoogleが買収

Android向けにソフトを出してくるのではないか?

Apple社の1987年のキーノート

Knowledge NavigatorとSiri(デモ動画)
Knowlege Navigatorはエージェント。話しかけて、予定を入れたり、
対話型で資料を作成している。タッチと音声は非常に相性がいいUI。

Siri:意味を解析する。

「ロマンチックなイタリアンレストラン行きたいんだけど…」
音声認識をしているわけではなく、自然に話している中から意味を解析してくれる。
テキストの認識だけではだめ。上記は1987年のデモンストレーションだが、
このような先進的なインターフェイスが現れ出している。

例:ポケットプロジェクタ

ポケットサイズの小さいプロジェクターの紹介
新しいインターフェイスが実際にスマートフォンの上で実現する可能性も。

iPhoneAndroidはコミュニケーションのための端末になる。

iPhoneはブレインに。Androidはコアになる。

iPhoneは個人に最適化され、様々な情報の基点に。Androidは冷蔵庫などに組み込まれていくコアになるのではないか?