Androidアプリ開発環境における端末消費電力の解析機能
NTTドコモ 先進技術研究所 神山 剛さん
Android端末消費電力について。モバイル向きの内容。
消費電力の解析…凄くマニアックですw
研究所での研究成果:Androidアプリ開発環境での消費電力の解析機能
Ustreamはこちら1時間14分ぐらから。http://www.ustream.tv/recorded/6932274
ソフトウェアの消費電力
- ソフト実行時のハードウェアで消費される電力
ソフトがハードウェアの動作を決める。
消費電力を落としたいが電力食っている原因を解析するのが必要
- アプリの開発環境で解析機能があればよい。
実際の端末を想定:開発中のアプリケーション仮想実行
ノウハウを蓄積して消費電力の少ないアプリに改善提案
アプリの性能と電池消費量のトレードオフを。
消費電力の可視化技術
ひとつのApplicationに注目した時、消費電力を仮想環境で計算によって見積もるために、消費電力モデルを作成する
モデルより計算によって電力を見積もる。
個々のデバイスはパラメータとなる。パラメータには係数が付いている。
機種ごとにモデル生成が必要なのでパラメータの値を共通化することでコストダウンを図る。
- モデルは重回帰分析で。
係数を求めて、電力シミュレーションが出来るようになる
ADP1での性能評価では最大15%、平均10%以下の誤差で電力を見積もることができた。
今回のプロトタイプモデルについて(エミュレータ上での動作)
- バックライトが非常に大きい
CPUは全体としてそんなに大きい割合を占めていないのでは?
(CPUが消費電力割合がデバイス全体からみるとちょっと)
- アプリ開発者への消費電力可視化がメリット
- 端末消費電力の可視化技術