BeagleBoard xM rev.A3が届いたよ
今日、Androidポーティングに人気のターゲットボードビーグルボード xM(BeagleBoard-xM)が我が家に来ました(もちろん、Androidのポーティング以外にも使えます)。
2010/10/12出荷ロットのリビジョンはA3でした。
メーリングリストを読む限り、rev.A2とrev.A3は100%互換とのことです。今後リビジョンが大きく変わる際(たとえばrev.A→rev.Bなど)は、チップ構成等が変わる可能性があり、ビルド手順に影響があるかもしれないです。
BeagleBoard xMのスペックはHacking My Way 〜 itogのhack日記さんのBeagleBoard-xMとBeagleBoardの機能比較が詳しいので、そちらをご覧ください。
端的にはBeagleBoard無印のデラックス版です。
CPUの高性能化のほか、今まで加購入が必要だったRS232コネクタや有線LANがオンボードになっています。
- CPU ARM Cortex-A8/1GHz
- 512MB RAM(BeagleBoard無印にあったNANDは無くなってます)
- USBx4、LAN、DVI-D(HDMI端子)
- microSD、RS232C(コネクタ付)
電源については、5V/3Aが推奨されています。
5/2.5Aなどでも動きましたが、搭載デバイス(USBポートをフルに使う際やLANケーブルを指す場合)の使用状況によっては不足する可能性があります。
電源が不足するとデバイスの状態が不安定になるので注意してください。
今回は初期ロットを買い損ねてしまったからか、
期待しすぎてたくさんかってしまいました。ほら、このとおり。
名付けて昇天ペガサスMIX盛り。
…ごめんなさい。共同購入で、4つは里子として貰われていきます。
数量が多かったものでDigi-Keyの担当者さんを驚かせてしまいました。ちゃんと用途(趣味でAndroidのポーティングにつかうとか)と最終使用者を教える必要があります。
続きは写真でみるBeagleBoard xM rev.A3です。
外箱。開封前です。
中身はしっかり保護されています。
あけると静電気防止袋。
付属品は全部で3つ。MicroSD変換アダプタとmicroSDカード(装着済み)、BeagleBoard xM本体です。
正面(左下にrev.A3のシール、基板にBeagle犬のプリントがあります)
下部端子。USBx4(ホスト機能、ハブ機能あり)と有線LAN
右部端子。左からRS232Cシリアルと5V電源、小さいのはUSB OTG(OnTheGo)、MicroSDスロット(裏面実装)です。
上部端子。左からJ2ジャンパ、オーディオ入力、オーディオ出力、S-VIDEO端子、HDMI端子
左側端子。すっきりしていますね。写真手前、裏面実装で分かりにくいですが、左からLCDコネクタ、拡張用GPIOです。中央に見える黒い端子がカメラインターフェイス。
起動画面です。付属のMicroSDのおかげで、電源をつなげるだけで起動画面まではたどりつくことができます。確実に動作するMicroSDが付属しているのはうれしいです。
(気にするほど相性問題はキツくないかもしれませんが)
左がBeagleBoard xM、右がBeagleBoard無印です。
比べてみると基板サイズが少し大きくなったのがわかります。
触ってみた感じでは、必要なコネクタがほとんど搭載されているので、より使いやすくなった印象です。